行動診療科では飼い主様が困っている動物の行動すべてが診療の対象となります。
動物行動治療の専門獣医師が診察を担当し、動物行動学や応用行動分析学に基づき飼い主様が困っている動物の行動を変えていきます。
行動診療の中心はカウンセリングと環境整備、および飼い主様ご自身による犬との関わり方の変革です。例えば、無駄吠えや咬み付く、といった行動についてなぜその行動を取るのか分析を行い、原因を見つけ、様々なアプローチで行動の改善を探ります。そういう点では体調不良の原因を探り治療する、体の病気を直す治療と同じです。
![]() |
![]() |
![]() |
まずはお電話ください。現在の状況をお伺いし予約の日を決めます。
↓
行動診療専門の問診票をご案内します。事前にご記入いただき持参ください。問診票をもとに詳しく状況をお伺いします。症状によっては血液検査やレントゲン検査といった検査が必要となることもあります。
↓
カウンセリングの結果をもとにどのように対処していくのかプランを作成します。
↓
問題行動の治療にはご家庭でのアプローチが必須です。場合によっては信頼のおけるドッグトレーナーと共に治療に取り組んでいただくこともあります。
↓
1〜2週間後再診に来て頂きます。ご家庭で一定期間取り組んだ経過を確認し、必要に応じてプランを調整します。
初回カウンセリングは詳しく状況をお聞きするため1時間半から2時間ほどお時間をいただきます。再診時は1時間程度のお時間をみてください。費用は初回90分までで5000円、再診60分まで3000円、以後20分延長ごとに1000円が加算されます。診療に必要な時間は状況や症状により変わることがあります。
ケースにより異なります。どの程度で良くなるかはその問題行動が見られるようになってからどの程度時間が経っているかによっても異なります。1回の診察で改善が見られることもありますが、長くかかって変化してきた行動を変えるためには長い時間と大きな労力が必要となることもあります。
また人にとっては困った行動であるものが犬にとっては持って生まれた行動であることも少なくありません。そういった行動を完全に無くすことは難しいものです。そういうケースでは人と動物が一緒に暮らす上で許容できる程度に改善を目指すこともあります。
通常初回は1〜2週間後に再診、その後状況に応じて2週間〜1ヶ月で再診となります。どちらかというと最初はこまめに来院していただき徐々に来院間隔をあけていくイメージです。
下記の事前質問票(PDFファイル)をダウンロードしプリントアウトしてください。
ご記入後、初回カウンセリングまでに千林分院まで郵送またはFAXしてください。直接お持ちいただいても大丈夫です。
郵送・FAXでお送りいただきましたら、千林分院までお電話にてお知らせいただきますようよろしくお願いいたします。
【郵送先】
【FAX送信先】
06-4250-7303