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フィラリア症予防

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フィラリア症予防

フィラリア症とは

犬糸状虫という犬の心臓(正確には肺動脈)に寄生する太さ1から2ミリ長さ5から20センチの糸状の寄生虫に感染し慢性的に、主に心臓及び肺を蝕んでいく恐ろしい病気です。血管内に寄生するため腸管内の寄生虫のように駆虫薬で簡単に駆除できません。

月一回予防薬を投与することで、ほぼ100%予防することができます。最近では錠剤に加えて投与しやすいチュアブルタイプやスポットタイプ、ノミやマダニの予防薬が一緒になっているタイプも処方することができます。感染すると治療が非常に難しい病気です確実に予防してあげましょう 。

予防期間

住んでいる地域によって違いはありますが、当院では4月から12月の間予防することを推奨しています。

投薬開始前の血液検査

フィラリア症に感染している犬に予防薬を投与すると、重篤な副作用が発症することがあります。その為、毎年投薬を開始する前に必ず動物病院にて、感染の有無を調べる血液検査を行う必要があります。

予防薬の種類

利便性・安全性を考え、当院では複数の予防薬を取り扱っています。

  • ☆ネクスガードスペクトラ(ジャーキータイプ)
  • ☆クレデリオプラス(フレーバー錠)
  • ※上記2種類は、ノミ・マダニ・消化管内寄生虫なども予防できるオールインワンの予防薬です。
  • ☆ミルベマイシン(錠剤)
  • ☆レボリューション(スポットタイプ)